近年、パソコン、スマートフォン、タブレット、携帯ゲーム等のデジタル機器の普及による近見作業の増加、屋外活動時間の減少といったライフスタイルの変化により、近視になる学童が増えています。こうした時代においては、いかに近視の進行を予防するかが大切です。そこで、当院では「低濃度アトロピン点眼治療」と「オルソケラトロジー」を中心に近視進行予防を行っています。
※これらの治療は自由診療(保険適応外)となります。
当院では、低濃度アトロピン点眼を1日1回就寝前に点眼することにより、近視の進行を抑制する治療を行っています。
以前より1%アトロピンは近視の進行を抑制することが知られていましたが、副作用として瞳孔を開く作用と強力なピント調節麻痺作用があり、日常生活に支障をきたしてしまう為に治療には用いられていませんでした。しかし近年、海外において、1%アトロピンの濃度を100分の1に薄めても近視の進行を抑制でき、かつ副作用を最小限にすることが報告されています。
オルソケラトロジーとは、一般的なコンタクトレンズと異なり、寝ている間に特殊な形状をしたレンズを装着することで、角膜の形状を矯正するという屈折矯正法です。朝レンズを外した時は、角膜の形状が維持されている為、裸眼でも過ごすことができます。
近年オルソケラトロジーは、国内外で小児の近視進行予防効果があるという報告があります。 当院では、この近視進行予防を目的として治療を行います。当院で採用しておりますオルソケラトロジーレンズの東レ製「ブレスオーコレクト」は
患者様のメリットとして下記を挙げることができます。治療費 | 両眼120,000円 |
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片眼60,000円 | |
適応検査費用 | 3,000円 |
定期検査費用 | 3,000円(ケア用品除く) |
貸出費用 | 2,500円(1週間) |